2日目は中央交のメインでもある「職種別分散会」が行われました。職種ごとに分かれての分散会(グループワーク)は、日頃抱えている仕事の悩みなどを同じ職種だからこそ共感できることもあり、大いに盛り上がりました。
参加者の一人は「自分の職種は特殊だから同じ職種の方はいないと思ってました。しかし、分散会で同じ職種の方がいて、その方たちが青年部長など組合の役員をしていることも知り、とても刺激になりました」と語っていました。
この分散会は全国規模の自治労だからできることです。日頃は1人で悩むことも全国の仲間に相談できる仲間づくりが可能なのも、職種別分散会のもう一つの魅力です。
職種別分散会後は越県交流(県と県の交流)、夕食後には県内交流と内容盛りだくさんです。
最終日は、分散会報告後に記念講演「視点を変えて」をテーマに、人材育成コンサルタント
辛 淑玉氏の講演を参加者全員で聞きました。
これが当たり前、「自己責任」と言われるものの先にあるのは、本当に私たちの社会を幸せにするのだろうか。少し、違った立場で考えてみると、違った姿が見えてくると語り、今私たち自治体職員が置かれている世の中の立場を東日本大震災の事例を交え語りました。その後はさまざまな事例を交えながら語っていただきました。
この記念講演は近年では指折りに入るとても良い講演内容でした。
中央交は2年に1度のため、次回開催は2年後です。第20回中央交には自治労名古屋から4人で参加できたら良いです。(今回2人)
最後に――
この記事をお読み下さった組合員の皆さまへ。
日々悪化する自治体職場を良くも悪くもするのもあなた次第です。組合は「何かをしてくれるモノ」ではありません。「何かをだれかとするモノ」です。今、何かに悩んだり戸惑っている方はそこから一歩前に出てみませんか?あなたが行動することですべてが始まります。1人でも多くの方の組合活動参加をお待ちしてます。
自治労名古屋土木支部 東山管理課分会所属 熊崎貴祥
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